1: ビッグブーツ(庭) 2013/09/25(水) 15:12:50.06 ID:efGIm4v40 BE:2411028858-PLT(12001) ポイント特典
「スパナって何ですか?」 いわき市議が告発! ド素人集団化している原発作業員の実態

使う機材もポンコツばかり

貯水タンクからの汚染水漏出、故障続きのALPS(多核種除去装置)、大型クレーンの傾倒事故……など、故障や事故が相次ぐ福島原発。

ハッキリしているのは東電のあまりにズサンな体質だが、原発作業員から相談を受けている福島・いわき市議の渡辺博之氏は「起こるべくして起きている」と言い切った。

人が集まらないのだ。

「原発の現場ではさまざまな作業がありますが、東電が安い価格で入札をかけるため、業者間でたたきあいになり、技術力の乏しい業者が『安かろう悪かろう』で落札することになるのです。

そういう業者は作業員に危険手当も出さないから、人件費も低い。最も安い場合、日給は1日6000円です。放射線量が高く危険な現場なのに、これでは人は集まりません」

その結果、原発はもちろん、建設・建築現場の経験すらない作業員が福島原発で増えているという。

「福島原発では、建設・建築の現場経験者は2割ほどと聞きました。驚くことに『ネジを右に回すのか、左に回すのか』と聞いたり、『スパナって何ですか』と真顔で質問したりする作業員もいるそうです」

渡辺氏に寄せられた作業員の“告発”にも、厳しい現場の状況がこう説明されている。
〈誰かが優しく教えてくれる、そんなわけはありません。ここは戦場なんです。それぞれの人が自分のことで精いっぱいで人に気を使ったりする余裕はないんです〉
〈一番求められるのは『早く!』『早く!』『早く!』〉
〈請け負う業者が度々かわるようになったが、きちんとした図面がなく、引き継ぎが十分にできない〉

(略)
ゲンダイネット(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/144716